◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)
男子1万メートル決勝が行われ、日本勢は駒大出身の鈴木芽吹(24)=トヨタ自動車=、創価大出身の葛西潤(24)=旭化成=が出場した。
最初の400メートルが1分14秒、1000メートルが3分15秒の超スローペースで始まった。
中盤以降もスローペースで続き、7300メートルで再び、葛西がトップに浮上。しかし、その後、急激にペースアップ。葛西と鈴木は8400メートルで先頭集団から後れた。
大会史上最も遅いペースとなったレースは、フランスのグレシエが28分55秒77で制して、ケニア、エチオピア勢に勝利した。
鈴木は29分33秒60で20位、葛西は29分41秒84で22位だった。
女子1万メートルは広中璃梨佳(24)=日本郵政グループ=が31分9秒62で6位入賞と健闘した。