◆JERAセ・リーグ 広島6―8ヤクルト(14日・マツダスタジアム)

 広島は、ベテランの痛恨の適時失策で勝利を手放した。6回に2点リードから同点に追い付かれ、なおも2死一、二塁。

右翼・秋山が、オスナの飛球をまさかの落球で勝ち越しを許した。6回は2死無走者から5失点で逆転を許した。打線も5点を追う7回、先頭・秋山から5連打4得点で1点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。連勝は3でストップ。ヤクルトに3連敗となり、3位・DeNAまで6ゲーム差。残り12試合で2年連続の勝率5割以下が確定した。新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―逆転を許した6回は2死無走者から5失点。

 「そうやね。まずアドゥワは、全体的にいいピッチングだったと思う。6回は2アウトから、ちょっと味方のミスというかわいそうな面もあったんだけど、全体的にいいピッチングだったと思います」

 ―秋山選手の失策が決勝点に。

 「うーん。

起用しているのは自分なので。ミスを恐れずに思い切ってプレーしてもらいたいと思います」

 ―ミス絡みで大量失点した中で打線は追い上げた。

 「結果的にビッグイニングになってしまったけど、そのあとも最後まで諦めずに打線はいい攻撃ができていると思います」

 ―下位打線からチャンスをつくって1番・中村奨選手が2安打3打点。

 「今日も(中村)奨成はいいバッティングだったし、(8回2死一塁から代打の前川)誠太も、よく四球をとってつなげたと思うし、いいものを見せてくれたと思います」

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