◆JERA セ・リーグ DeNA9―7巨人(14日・横浜スタジアム)

 巨人の赤星優志投手が3週間ぶりに先発するも、初回1死も奪えず右肩痛により降板。先頭の蝦名に二塁打、桑原に死球、筒香にも四球を与えたところで阿部監督が2番手・平内への交代を決断。

4回に平内、3番手・石川、4番手・ケラーが流れを止められず、打者12人の猛攻を浴び6失点。6回には14試合連続無失点中の5番手・田中瑛が登板。しかし先頭の代打・度会、続く蝦名に2者連続本塁打を浴びた。

 杉内俊哉投手チーフコーチは赤星について「ブルペンは確かに出力は上がっていなかった。ただピッチャーによっては試合に入ったらガンと上がる人もいる。上がるよなと思っていたらやっぱり上がらなかったから、1回マウンドに行って確認したら『大丈夫です』と言って投げて、ダメだ代えようという感じで」と交代させた理由を説明。

 先発が短いイニングで降板し、中継ぎ陣が回をまたいで登板する試合も少なくない。「中継ぎ陣、本当に申し訳ないですね。しわ寄せがかなり中継ぎ陣に来ている。先発は長いイニング投げないとやっぱりこういうことになっちゃうので、苦しいっちゃ苦しい。あと残り12試合ぐらい、ちょっと頑張ってもらうしかない」とコメントした。

編集部おすすめ