◆JERA セ・リーグ DeNA9―7巨人(14日・横浜)

 巨人のドラフト2位・浦田俊輔内野手がプロ初打点をマークした。

 「8番・二塁」で約4か月ぶりにスタメン出場。

待望の一打は同点の2回1死二、三塁の場面だ。1ストライクから藤浪が投じた内角低め151キロ直球を捉えた。鋭い打球が一、二塁間を破る。2者を迎え入れるプロ初適時打で一時勝ち越しに成功した。「内野の間を抜くイメージだった。気持ちが1番と思ってるので、気持ちでいきました」と振り返った。

 現在、チームの内野手は緊急事態となっている。正二塁手の吉川がこの日、右脇腹痛で出場選手登録を抹消。13日には門脇が右でん部痛でファーム調整となり、増田大も左肩痛の影響で万全ではない。厳しい台所事情だが、浦田にとってはチャンスでもある。「与えられたことを1つでもチームに貢献できるようにやっていくだけだと思っている。明日もしっかり切り替えて頑張りたい」と闘志を燃やした。

編集部おすすめ