◆米大リーグ ジャイアンツ―ドジャース(14日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が14日(日本時間15日)、敵地・ジャイアンツ戦のスタメンに「1番・DH」で名を連ねた。史上6人目の2年連続50本塁打に王手をかけており、2戦連発で偉業達成を狙う。
試合前練習では3日連続でキャッチボールを行う投手調整。その後はセンターのブルペンに向かい、24球を投げ込んだ。
「投手・大谷」の次回登板は16日(同17日)の本拠地・フィリーズ戦になることを13日(同14日)の試合後にロバーツ監督が明かした。大谷は3日(同4日)の敵地・パイレーツ戦を体調不良で登板回避。それでも、5日(同6日)にグラスノーの登板回避で今度は緊急登板していた。今回は疲労などを考慮されて中10日となる。指揮官は「体調不良があったし、登板を前倒しにもした。最後の登板後は十分な休養を与えたいと考えていた」などと説明している。
フィリーズには「打者・大谷」と本塁打王争いを繰り広げるK・シュワバーが君臨。13日(同14日)終了時点でシュワバーが51本、大谷が49本。リーグ1、2位の“直接対決”が実現することになる。