◆米大リーグ フィリーズ―ロイヤルズ(14日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手が14日(日本時間15日)、本拠のロイヤルズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、2試合連続の52号を放ちドジャース大谷翔平に再び3本差をつけた。

 初回だった。

右腕キャメロンの初球の直球をとらえた打球は32度の角度で舞い上がり、マジック1でこの試合での地区2連覇を待つ満員のファンが詰めかけた左翼スタンドに飛び込む飛距離126メートルの完璧弾となった。

 シュワバーは、現地8月28日、ブレーブス戦で46、47、48、49号と衝撃の1試合4発を放ってから10試合連続で本塁打が出ていなかったが、これで6戦3発と再び本塁打量産モードに戻ってきた。

 フィリーズの球団最多は2006年、ライアン・ハワードの58本。その記録更新を目標にひた走る。

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