◆米大リーグ パドレス―ロッキーズ(14日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)
パドレスのダルビッシュ有投手が14日(日本時間15日)、本拠のロッキーズ戦で4登板ぶりの今季4勝目を目指して先発した。
初回を無失点で立ち上がると、その裏にクロネンワースの適時打とイグレシアスの2点適時打で3点を援護をもらった。
大量援護をもらったダルビッシュは4回、先頭のモニアクに対し、真ん中に入ったカットボールを右越えにホームランされて初失点。がっくりと肩を落とした。続くクリムには10球粘られたが見逃し三振。後続も抑えて本塁打の1点のみとした。
5回も無失点とし勝ち投手の権利を得ると、6回も続投した。だが先頭のフリーマンを四球、続くトーバーに左前打を打たれ、無死一、二塁とされたところで降板した。
だがリリーフしたエストラダが続くモニアクに初球ど真ん中直球を3ラン本塁打され、ダルビッシュに2失点が追加。最終成績は5回0/3で82球を投げて4安打3失点5奪三振防御率は5・63となった。
ナ・リーグ西地区でドジャースと首位争いを繰り広げている。両軍とも直近10戦は5勝5敗で、前日まで2・5ゲーム差。
ダルビッシュは8日(同9日)の前回登板では、本拠でレッズ戦先発。6回途中3失点で降板し、6敗目の可能性があったが、味方が追いついて黒星が消滅した。