◆世界陸上 第3日(15日、国立競技場)
男子マラソンが国立競技場発着で行われ、20キロを1時間1分54秒で通過した。この5キロのラップタイムは15分28秒。
日本歴代3位(2時間5分16秒)の吉田祐也(28)=GMOインターネットグループ=、同5位(2時間5分39秒)の近藤亮太(25)=三菱重工=、パリ五輪男子マラソン日本代表(23位)の小山直城(29)=ホンダ=の日本勢は全員、先頭集団で通過した。3人はスタート前に、肩を組んで円陣を組み、健闘を誓い合った。
15キロ地点で気温は28度超。スタート前の強い日差しはなくなり、曇りとなったが、厳しい条件に変わりなく、熱戦の耐久レースが続いている。
レースは、定刻の午前7時30分に号砲が鳴ったが、約100メートルを走ったところで、まさかのスタートをやり直し。TBS解説の2000年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さんも「見たことありません」と驚いた。
審判からグリーンカードが示され、失格となる選手はなし。その後、無事にスタートした。