◆イースタン・リーグ 西武3―6巨人=延長10回タイブレーク=(16日・カーミニーク)

 巨人のドラフト3位・荒巻悠内野手(22)が16日、3号2ランを含む2安打をマークし、2軍のリーグ優勝に貢献した。6回の守備から途中出場。

同点で迎えた7回1死一塁で、水上の初球のシュートを捉えてバックスクリーンへ運び「均衡している場面だったので、積極的に行かないと流れは来ないと考えていた。完璧だったんじゃないかなと思うし、勝負強い打撃ができたのかな」とうなずいた。

 8月13日に2軍降格後、勝負強い打撃と守備の確実性をテーマにレベルアップを目指す若武者は、胴上げにも参加。「一日でも早く(1軍に)上がりたい。優勝という瞬間に立ち会えたのはうれしいことですし、次はクライマックスシリーズでこういった経験をしたい」。もう一度1軍の戦力になるために、牙を研ぐ。

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