男子やり投げ予選B組で、初出場の長沼元(スズキ)は74メートル70にとどまり、決勝進出を逃した。先にA組で登場した﨑山雄太、ディーン元気はいずれも予選敗退だったため、日本勢3選手は、全員予選で姿を消すことになった。

 27歳の長沼は岩手・陸前高田出身。高田高から国士舘大に進み、現在はスズキに所属。今年4月の織田記念で80メートル58の自己ベストを出し、日本選手権では3位に入った。

 初めての世界陸上。これまでにない多くの歓声を浴びながらの大舞台で、力を出し切ることができなかった。

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