7日に韓国ソウル競馬場で行われたコリアC・G3を優勝したディクテオンの優勝報告会が17日、大井競馬9R終了後に賞典台で行われた。地方所属馬初の海外ダートグレード競走制覇という快挙に、矢野貴之騎手は「陣営の仕上げが素晴らしく、勝ちたいという思いが伝わってきた。
勝利を決めた瞬間に関係者と抱き合って喜んだという荒山勝徳調教師は、「ウルッときたけど我慢した」とジョークを飛ばし、「ディクテオンの走りを、応援してくださった方たちに見てほしい。次走はJBCクラシック(11月3日、船橋)を目指す」と凱旋レースを発表した。馬主であるG1レーシングには、海外競走褒賞金として1000万円が贈られた。