“邪道”大仁田厚が17日、初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)へ不穏な予告を行った。
大仁田は11日のSSPW後楽園ホール大会で雷神矢口、リッキー・フジと組んで間下隼人、関根”シュレック”秀樹、洞口義浩とテキサストルネードランバージャックデスマッチで激突した。
9・28鶴見での電流爆破デスマッチで対戦する大仁田と間下。凶器が乱舞するストロングスタイルとはかけ離れた大荒れの試合は、リッキーが間下の有刺鉄線ボードへのフィッシャーマンバスターで沈められ「邪道軍」は敗れた。
試合後、リングで大仁田は「9月28日鶴見青果市場のリングで、間下は初の電流爆破をやります。平井さんよ、タイガーの愛弟子だ。タイガーに見届け人として来て欲しい」と初代タイガーマスクの来場をSSPWの平井丈雅代表へ要求した。
爆弾要求から1週間を経たが平井代表から返答はない。ただ、初代虎は9・11後楽園大会を体調不良で欠席した。この状況に邪道は「今は、タイガーの体調回復を第一に考えたい。健康が何よりも大事だから、無理しないでいただきたい」とおもんぱかった。
ここまでは穏やかな口調で取材に応じた大仁田だったが「しか~し!」といつもの絶叫に急変すると「平井代表、平井代表、平井代表…!」と連呼し「タイガーの代わりにアンタに見届け人になって欲しいんじゃ!新間寿さん亡き後、ストロングスタイルプロレスの代表はアンタだろ!ならば、ならば、ならばぁ!間下の電流爆破を見届ける責任があるんじゃないのか!」と平井代表の来場を要求した。
常日頃から初代タイガー、団体、選手のことを何よりも大切に思う平井代表。初代虎のまな弟子である間下の電流爆破マッチに来場しないことは考えられない。