全日本プロレスは18日、公式WEBなどで今月7日に敗血症のため21歳で亡くなった長尾一大心(ながお・たいしん)選手の葬儀が19日にふるさとの北海道釧路市で営まれることを発表した。
全日本は「弊社所属選手 長尾一大心儀が入院加療中のところ9月7日午前2時58分満21歳をもって永眠いたしました。
「葬儀 9月19日(金) 18時00分
式場 博善市民斎場 北海道釧路市星が浦南1の7の10 ホーマック裏 高圧線通り
喪主 長尾猛男様(御父様)」
長尾選手は5月31日に神奈川県内の道場付近の路上で巡業バスを誘導中に接触事故に遭い腹部が圧迫されたことによる外傷性ショックで神奈川・横浜市内の救急搬送された。集中治療室で懸命な治療を行っていたが7日に敗血症のため亡くなった。10日に横浜市内の斎場で火葬が営まれた。
今月15日の後楽園ホール大会では追悼式を行い追悼の10カウントゴングをささげた。また、後楽園ホール展示場に長尾選手を偲ぶ献花台を設置。戦いの軌跡を表すパネル展示を行った。献花台は12月31日の代々木第2体育館大会までの全会場に設置する。10月29日の長尾選手のふるさと北海道釧路市での大会を追悼大会にすることを検討している。
長尾選手は、2003年9月13日、北海道釧路市生まれ。小中学校ではアイスホッケー、高校では柔道を経験した。