◇男子プロゴルフ シニアツアー 日本シニアオープン 第1日(18日、神奈川・相模原GC=6997ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、大会初出場となったプロ野球・巨人前監督の原辰徳氏は前半9ホールを4オーバー40で折り返した。

 巨人のタオルやユニホームを掲げるファンなど、300人を超えるギャラリーが見守る中、レギュラーツアー賞金王2回の伊澤利光(フリー)、シニアツアー賞金王4回のP・マークセン(タイ)と同組でティーオフ。

1番パー4はティーショットを右ラフに曲げたが、左ラフからの第3打をピンそば1メートルに寄せ、見事なパーで発進した。

 2、4、5番でボギーをたたいた後、6番パー4で第1打をこの日初めてフェアウェーへ。第2打を1メートルに寄せて初バーディーを奪うと、帽子を取ってくるりと一周しながらギャラリーの声援に笑顔で応えた。その後は8、9番と連続ボギーを打ち、後半をプレーしている。

 67歳の原氏はトップアマチュアとして知られ、2004年には相模原GCのクラブチャンピオンを獲得。今回は開催クラブ会員で、特別承認選手として出場した。シニアツアーは4試合経験があるが、ナショナルオープンは初出場となった。

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