◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック プロアマ戦(18日、愛知・新南愛知CC美浜C=6600ヤード、パー72)

 前週のメジャー第2戦、ソニー日本女子プロ選手権で、プレーオフの末に敗れて涙を流した桑木志帆(大和ハウス工業)は、気持ち新たに19日に開幕を迎える。「やっぱりしばらくはすごく悔しかったけど、毎週試合はあるので。

ここに入る時は心機一転して入れました」と笑顔で言った。

 16日夜に愛知に移動する前に、フルコースを堪能した。「美容院に行ったり、マツエクに行ったり。おいしいものも食べて、リフレッシュできた」。この日のプロアマ戦で、太陽の光に照らされたグレージュカラーの髪の毛が、輝きを放っていた。

 今季20試合で、2度の2位を含むトップ10入りが10回。昨年11月のJLPGAツアー選手権リコー杯以来の4勝目へあと一歩が続く。「今週はちょっと疲れがあるかな、というコンディション。先週みたいにバシバシいけるかって言われるとまだ微妙。でもパターが入ってくれれば上に行けるかな」と自らを鼓舞するように口にした。

 前週から一転、伸ばし合いのコースで3日間を戦う。「先週よりラフが短いし、ドライバーをあまりプレッシャーなく打てる。

周りも伸ばしてくると思うので、今回はどれだけボギーを抑えてバーディーを取れるかが勝負」と語り、「伸ばし合いの展開になるときに初日に出遅れてしまうことが多いので、初日にしっかり伸ばして、いい位置で2日目と最終日を回れたら」。今季初優勝へ、スタートダッシュを決める。

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