元大関・朝乃山が３連勝　十両で９年ぶり紫雷との対戦「以前負けたので良く覚えている」
朝乃山（左）は紫電を寄り切りでくだす（カメラ・越川　亙）　 画像（1枚）

◆大相撲秋場所５日目（１８日、東京・両国国技館）

　西十両１３枚目の朝乃山（高砂）が３連勝で４勝目。東同１４枚目の紫雷（木瀬）に左四つ、右で相手を抱えるような体勢になると巻き替えて右をねじ込んだ。

寄り倒して「巻き替えは部屋で稽古してきた」と稽古の成果が出た。

　紫雷との対戦は幕下だった２０１６年九州場所以来で、しこ名も朝乃山が石橋で紫雷が芝だった。「覚えてますよ。負けたんで覚えている」と明かした。本場所での対戦はないが「名古屋場所前に出稽古で肌を合わせた」経験が生きたという。序盤を終えて４勝１敗。「目の前の一番に集中していく」と引き締めた。

　

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