◆世界陸上 第6日(18日、国立競技場)

 女子5000メートル予選が行われ、各組上位8人、計16人が20日の決勝に進出した。2組に出場した広中璃梨佳(日本郵政グループ)は15分10秒68の13着で敗退した。

 広中は序盤から積極的に走り、一時は独走態勢を築いた。残り700メートルまで先頭を走っていたが、終盤、大集団に抜かれて、13位に終わった。

 第1日(13日)に1万メートル決勝で31分9秒62と好走して6位入賞。前回23年ブダペスト世界陸上7位入賞を超えた24歳はレース後「思う存分、25周楽しもうという気持ちと、最後まで諦めない気持ちで(ホームの)皆さんと戦えたと思います」と会心の笑みを浮かべた。その快走から中4日。「12周半」を全力で走ったが、ハードスケジュールを乗り越えて決勝に進むことはできなかった。

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