◆世界陸上 第6日(18日、国立競技場)

 女子200メートル準決勝が行われ、日本記録(22秒79)を持つ井戸アビゲイル風果(東邦銀行)は1組を走り、23秒15の8着(向かい風0・1メートル)で決勝進出を逃した。この種目では2011年大会の福島千里以来、日本人2人目の準決勝進出。

日本人初の決勝進出を目指したが、世界の壁は高かった。

 レース後の取材には開口一番「楽しかったです」と話した井戸。「ハイレベルなレースに参加させてもらえてよかったです。あんまり覚えてないんですけど、スタートは比較的良かったのかなと思います。やっぱり後半に垂れてしまったのかな。そもそももうちょっと力が必要だなっていうふうに感じます」とレースを振り返った。

 走り終わったあとには、井戸と同組で決勝進出を決めたジャマイカのエース、セリカ・ジャクソンに「どうやったら速くなれるの」と質問をしたといい、「楽しむことと、しっかり食べることと言われました。お尻が大事」とアドバイスをもらったことも明かした。

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