◆世界陸上 第6日(18日、国立競技場)

 男子400メートル決勝が行われ、3大会連続出場の中島佑気ジョセフ(富士通)は、44秒62で大健闘の6位に入った。

 14日の予選では、これまでの日本記録(44秒77)を0秒33更新する44秒44の驚異の日本新で準決勝進出。

勢いをもって挑んだ準決勝では300メートル通過時点で7位だったものの、ラスト100メートルで怒とうの追い込みで5人をごぼう抜きして、91年東京大会の高野進(7位)以来、34年ぶりの決勝の舞台へと堂々と進み、この種目で日本人最高成績を残した。

 その高野進さん(現東海大陸上部部長兼短距離監督)は自身のSNSで「ジョセフ選手6位入賞おめでとう! 2度目の東京世界陸上、興奮しました。」と祝福した。

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