米大リーグのドジャースは18日(日本時間19日)、クレイトン・カーショー投手(37)が今季限りで現役を引退することを発表した。ドジャース一筋18年、通算222勝の左腕がユニホームを脱ぐことになった。

 今季は、史上20人目の通算3000奪三振を達成してメジャーの歴史に名を刻むと、オールスターにも“レジェンド枠”として特別枠で選出された。昨季終了後に受けた左膝などの手術の影響で今季は5月中旬からの登板だったが、ここまで山本由伸投手(27)に次ぐチーム2位の10勝。先発ローテを守っていた。カーショーはいつもと変わらずグラウンドに出てキャッチボールなどを行い、レギュラーシーズンでの本拠地最終登板となるあす19日(同20日)の本拠地・ジャイアンツ戦へ向けて調整した。

 カーショーの引退発表から数時間後。同じロサンゼルスに本拠地を置く北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)のアンゼ・コピター(38)も25―26年シーズン限りでの引退を発表した。スロベニア出身のコピターは、2005年のドラフト1巡目(全体11位)でキングス入り。06年にデビューすると、これまでキングス一筋で19年間プレーしてきた。

 通算1454試合出場、通算838アシストなどはチーム史上最多。偶然にもロサンゼルスのスポーツ界のスター2人が同日に引退を発表した。地元メディアでは「Breaking News」として大々的に2人の引退を報じた。

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