青木祐奈　「（メンタルが）少しやられていた」　渡辺倫果の助言でＳＮＳ断ち…ＳＰは６４・１９点
女子SPを終え笑顔の青木祐奈（カメラ・富張萌黄） 画像（1枚）

◆フィギュアスケート　東京選手権　第１日（１９日、東京・辰巳アイスアリーナ）

　女子ショートプログラムが行われ、青木祐奈（ＭＦアカデミー）は６４・１９点をマークした。冒頭でルッツ―ループの連続３回転ジャンプを決めると、ダブルアクセル（２回転半）、３回転フリップも着氷。

ノーミスでの演技に「レベルの取りこぼし、回転が足りないところがあったので１００点ではないが、朝８時で自分なりに調整できたかな」とにこやかに振り返った。

　１６日にはＮＨＫ杯（１１月７～９日、大阪）の出場が発表されたばかり。直近の国際大会などの結果から、ファンの間ではほかの選手を推す声もあった。「（選考会で）２か月前くらいに（出場が）決まっていたので、自分としては出るっていう気合があった。色んな臆測だったりとかも飛び交っているのを目にした」と笑いながら話していたが、「（メンタルが）少しやられていた」と明かした。渡辺倫果からは「ＳＮＳを見ない方がいい」とアドバイスを受け、１週間ほど遮断。現在はサイクリングや、音楽を聴きながらの散歩でリフレッシュを図っているという。

　痛めていた右足首は順調に回復。今後はＮＨＫ杯など大きな試合を控え、「プレッシャーを乗り越える精神を整えてる段階」テーマを掲げる。２０日のフリーへ「ルッツ―ループを決めたい」と明るく意気込んだ。

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