自民党の高市早苗前経済安保担当相(64)が19日、国会内で記者会見し、「日本と日本人を心底愛する者として、日本人の底力を信じてやまない者として、再び立候補することを決意いたしました」と党総裁選(22日告示、10月4日投開票)への出馬を正式に表明した。

 冒頭の5分、会場のマイクの声が途切れ途切れにしか聞こえないハプニング。

数回にわたってマイクチェンジする困難に見舞われながらも動揺を見せずに「もう一度、日本を世界のてっぺんへ」と宣言した。「世代交代と言われていますが、私は50代で初めてこんなに介護が大変なんだと分かったり、いろいろな経験をしてきました。全員活躍、全世代のお声に応えられる自民党を作りたい」と決意。自身の高市(たかいち)の名前にかけて「『高い位置』に日本を押し上げたい。ライジングサンの国にする。世界の方々も、日の丸を見るごとにいいな、頼もしいなと思っていただけるようにしたい」と強調した。

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