◆世界陸上 第7日(19日、国立競技場)
男子400メートル障害決勝で、世界記録(45秒94)保持者の超人カルステン・ワーホルム(ノルウェー)は47秒58の5位で、連覇&4度目となる優勝を逃した。優勝はライ・ベンジャミン(米国)で46秒52だった。
唯一無二の王者だ。21年東京五輪で人類初となる45秒台に突入する45秒94の驚異的なタイムで金メダルを獲得した。同大会も17年ロンドン大会、19年ドーハ大会、そして23年ブダペスト大会を制し、この種目の主役を張り続けている。 凍結した湖の上でスパイクを履き、ハードル練習するなどユニークなトレーニングで話題になったが、38歳差のオラフコーチとの二人三脚で常識を打ち破り、進化してきたが、大舞台で伸びを欠いた。