◆大相撲秋場所6日目(19日・両国国技館)
大関昇進を目指す関脇・若隆景(荒汐)は、西前頭3枚目・豪ノ山(武隈)を突き落とし、4勝目とした。当たり負けし、引いてしまったが、土俵際で逆転した。
3日目までは黒星が先行したが、4日目は小結・高安(田子ノ浦)、前日は西前頭2枚目・阿炎(錣山)とうるさい相手に連勝。阿炎戦では「(引き技に)ついていけたので良かった」と、低い当たりからの強さを見せていたが、この日は納得できない相撲だったのか、首をひねっていた。
若隆景は、夏場所を小結で12勝、先場所を関脇で10勝。大関昇進の目安、三役で直近3場所33勝には、今場所11勝を挙げれば、到達する。