フィギュアスケート 26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選 第1日(19日、北京)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)は62・68点の4位。6日のチャレンジヤーシリーズ・木下グループ杯での自己ベスト66・27点には及ばなかったが、上位でフリーに進んだ。

 「ゆなすみ」は冒頭のトリプルツイストを決めると、サイドバイサイドの3回転ループで長岡が転倒したが、スロージャンプは着氷。力強さとスピード感あるリフトを披露し、息の合ったスピンで会場を魅了。演技後、長岡の表情は硬かったが着実にスコアを刻み、20日のフリーに進んだ。

 3月の世界選手権ではSP22位となり、上位20組によるフリー進出ならず。上位3チームに与えられる26年ミラノ・コルティナ五輪の出場枠を獲得すべく、今大会に臨んでいる。世界王者「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)の背中を追い、五輪枠獲得に挑む。

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