今大会オープニング種目の男子35キロ競歩で銅メダルを勝木隼人(自衛隊体育学校)が19日、自身のSNSで20日午前中に行われる20キロ競歩の観戦を呼びかけた。

 勝木は「9/20(土)の20km競歩のレースの際、メダル持ってパワーを送りに行きます!そしてなんと!91年東京世界陸上マラソン銀メダリストの山下佐知子さんもメダルを持って応援に来てくれるそうです!勝木の銅、山下さんの銀、あとは山西の金を揃(そろ)えるためにみんなで応援しましょう!!!」と呼びかけた。

そして自身の競技前に投稿した、「競歩観戦の魅力」を再投稿。「同じ場所で何度も応援できる」「審判との駆け引きも見どころです」などとアピールした。

 さらに「より応援を楽しんでもらえるように」と海外選手を紹介。実績とともにリラ(ブラジル)は「日本が好きで日本語も勉強中」、カールストロム(スウェーデン)は「丸尾選手と仲が良く、合宿を共にしていた選手」「応援する際は『パーシー』で!」などと、マラソンの「細かすぎる解説」でおなじみ、増田明美さんばりの“細かすぎる小ネタ”を披露した。

 勝木は競技翌日にTBS系の中継に出演した際、28年ロサンゼルス五輪では1種目の実施に減ったことに触れ「しっかり競歩界を盛り上げていくことを目標にしています」と危機感を口にしていた。

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