フィギュアスケート 26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選 第1日(19日、北京)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、個人の中立選手(AIN)として出場したロシア選手権女王のアデリア・ペトロシャンは、68・72点をマークした。

 上半身は赤のきらびやかな衣装で登場したペトロシャンは、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を着氷。

続く3回転ルッツでは、やや着氷が乱れた。マイケル・ジャクソンをほうふつとさせる振り付けで、後半の3回転フリップ―トウループの連続ジャンプを着氷。得点を確認後は、表情を変えずに歓声に応えた。

 国際スケート連盟は、前回北京五輪後の22年3月から、ウクライナ侵攻によりロシア、ベラルーシの選手を国際大会から除外。その中、26年ミラノ・コルティナ五輪に向けては、個人の中立選手として予選会の参加を男女1人ずつに限り認めていた。男女シングルは、残る5枠を争う。女子フリーは20日に行われる。

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