横綱・大の里が熱海富士に完勝　審判部の元大関・千代大海が「そりゃ勝つ」　相手を見てから塩まき、先に手をつく姿を絶賛
大の里（左）が寄り切りで熱海富士で下す（カメラ・越川　亙） 画像（1枚）

◆大相撲秋場所６日目（１９日、東京・両国国技館）

　横綱・大の里（二所ノ関）が１敗を守った。幕内・熱海富士（伊勢ケ浜）に右を差して左おっつけの万全な形で寄り切った。

「慌てることなくしっかり出来て良かった」とうなずいた。過去５戦全勝のお得意様を圧倒した。

　幕内後半戦の九重審判長（元大関・千代大海）は立ち振る舞いを大絶賛。「横綱は塩をまくのも相手を見てから、手をつくのも相手より先。本来自分がすべきことを逆にやっている。そりゃ勝つわ」と謙虚な姿勢をたたえた。

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