◆世界陸上 第7日(19日、国立競技場)

 2連覇を目指す女子やり投げの北口榛花(JAL)が18人で争われる予選A組の試技順1番目で登場。1投目で60メートル31を、2投目で60メートル38、3投目で58メートル80を投げるも、予選通過ライン(62メートル50)を超えることができず、B組選手の結果待ちとなった。

 B組が始まる前に取材に応じた北口は「う~ん…ちょっとたぶん決勝には残れないので、悔しい結果になったんですけど、まあ本当にあの春先からちょっとけがが続いたりとか、精神的にもちょっと苦しい部分がたくさんあった」と苦しい思いを明かした。

 満員の国立競技場で予選通過を決められなかった北口は、3投目の後、首を振ってがっくりと肩を落とし、不安そうな表情のまま歓声に頭を下げた。

 予選ではA組とB組の選手がそれぞれ3回試技を行い、62メートル50センチを超えるか、通過者が12人に満たなかった場合は、上位12人が20日の決勝に進む。

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