◆第73回神戸新聞杯・G2(9月21日、阪神競馬場・芝2400メートル)=9月20日、栗東トレセン

 G1・7勝馬キタサンブラックの弟になるアルマデオロ(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎、父レイデオロ)が上位3頭に与えられる菊花賞・G1(10月26日、京都競馬場・芝3000メートル)の優先出走権を狙う。レース前日は角馬場で軽めの調整。

清水久調教師は「変わりなく、いい状態。順調です」と仕上がりを説明した。

 初勝利は6月28日と遅かったが、1勝クラスは2戦で突破。使いつつ、力をつけている。鞍上はデビュー戦から手綱を執り続けている武豊騎手=栗東・フリー=。「ジョッキーが手の内に入れてくていますし、流れを見ながら、ゲートを出た感じのところで運んでくれると思います。勝って、本番に行ければ」とトレーナー。レジェンドに全幅の信頼を寄せ、キタサンブラックとの兄弟制覇のかかる大一番を見据えていた。

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