◆米大リーグ オリオールズ1―6ヤンキース(20日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)
オリオールズ・菅野智之投手が20日(日本時間21日)に先発し、メジャー自己最短の3回6安打4失点で9敗目(10勝)を喫した。
初回は先頭・グリシャムを投ゴロ、続くライスを二ゴロに仕留めたが、不運な安打も続き一、三塁。
試合後は「調子は良かったですしボテボテの当たりが間を抜けたり、バットの先でうまく拾われたり、いいコースに投げ込んだけどフェンスを越えてしまったりとか。でもそれも野球の一つですし、難しい登板になっちゃいましたね」と振り返る。その中で「こっちは死ぬほど研究して、時間を費やしてマウンドに上がっていますけど、なかなかそれが試合に反映されないとなると僕もやっぱりなすすべがないというか、フラストレーションがたまるところですね」と胸中を吐露した。
また、今季の被本塁打は30。原因について問われると「そのボールにいくまでの過程であったり意識させるボール、今日のスタントンのところもどこかでインサイドに見せることができたら結果が変わっていたかもしれないですし。そういう配球の兼ね合いもあると思います」と自己分析した。
次回が今季最後の登板と見込まれる。「もし試合があればしっかりいい形で終われるようにやっていくだけだと思います」と力を込めた。