今季限りでの引退を表明したDeNAの森唯斗投手が21日、横浜市の球団事務所で会見を行った。
ソフトバンクでは中継ぎ、抑えとして10年、DeNAで2年のプロ生活を「いい野球人生だった」と振り返った33歳右腕。
「やらないと厳しいと思っていた」という移籍2年目は、開幕から2軍生活。8月28日の阪神戦(横浜)で初先発初勝利をマークして健在をアピールしたものの、9月に入り球団と話し合いを進める中で引退を決断したという。
今後については未定。「今までは家族との時間を作れなかった。父親として家族とゆっくり過ごしたい」と話す一方で、「僕から野球を取ったら何も残らない。違う形で野球に恩返ししたい」と、第二の野球人生にも意欲をのぞかせた。
30日のヤクルト戦(横浜)後には引退セレモニーも行われる。