◆イースタン・リーグ 巨人2―3日本ハム(21日・Gタウン)
巨人のマレク・フルプ外野手(26)が左手有鉤(ゆうこう)骨骨折後、初安打を放ち回復ぶりを示した。21日のイースタン・日本ハム戦(Gタウン)に「5番・DH」で先発出場。
今季は7月12日に支配下昇格を勝ち取り、チェコ出身の選手として史上初のNPB支配下選手となった。同日のDeNA戦(横浜)では「7番・右翼」で先発出場したが4打数無安打。翌13日は代打で三振に倒れ、スイングした際に強い痛みを感じた影響で、同17日に登録抹消。骨折部分の摘出手術を受け、リハビリを続けてきた。「強いスイングをするためにトレーニングを積み重ねてきた。最後まで全力プレーをできるように頑張りたい」。さらなるアピールへ前を向いた。(加藤 翔平)