パ・リーグ ソフトバンク1―2オリックス(21日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクがVロードのラストパートで急停止した。得意のオリックス戦で今季初、本拠地・みずほペイペイでは5月1日以来の連敗だった。

マジックは7のまま2日連続の足踏み。「簡単には勝たせてもらえない。若い選手が出ながら優勝争いをしている中でワンプレーがどれだけ大事か感じているところ」と、小久保監督が自らに言い聞かせるように冷静に話した。

 拙攻の連続だった。8回無死満塁など、3度の満塁機で無得点だった。2点を追う9回は連打で1点を返したが、なおも無死二塁で1番・野村が強攻策で三振。1死二塁から柳町の左翼への大飛球で、二塁走者・笹川が戻り切れず、まさかの併殺で幕切れとなった。

 9連戦の2戦目を終えて、残り10試合。2位・日本ハムとの差は2・5ゲームに縮まったが、まだ圧倒的に有利な状況に変わりはない。    (島尾 浩一郎)

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