◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのD・ロバーツ監督(53)が21日(日本時間22日)、レギュラーシーズン本拠地最終戦となるジャイアンツ戦の試合前会見で佐々木朗希投手(23)について言及した。

 佐々木はこの日、3Aオクラホマシティーの一員として敵地・タコマ戦で登板予定。

オープン戦を除いて日米通じて初めてリリーフ登板した18日(同19日)には最速100・1マイル(約161・1キロ)で1回無安打無失点2奪三振の好投を見せていた。指揮官は「最初は彼がこれまでやったことのないことにどう応じるか見ないといけない。ただ、木曜日と日曜日の中2日だとおそらく1イニング限定だろう」とした。

 「球速、ストライクを投げること、空振りを取れるスプリット、そして感情的にブルペンから出てきて打者に立ち向かう能力。それは彼がこれまでやったことのないことで、もしうまくいけば来週(メジャーで投げる)チャンスを得られるだろう」とロバーツ監督は朗希がポストシーズンの出場メンバーに入る可能性を示唆。「一番大事なことは彼がそれ(リリーフ)に前向きで、ポストシーズンのロースターに入るために必要なことは何でもやる覚悟があるということ。それは彼の人格を示していて、素晴らしいチームメートであることを示している。一度あるリズムに入れば、それは結局ピッチングであり、野球であることに変わりはない。だから彼ならできると思う」と期待した。

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