◆米大リーグ ドジャース1―3ジャイアンツ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースが、レギュラーシーズン本拠地最終戦で逆転負け。連勝が「4」で止まり、同2位のパドレスとはのゲーム差が「3」に縮まった。

4年連続の地区優勝へマジックは「3」のまま。最短Vは変わらず23日(同24日)となっている。

 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(31)は6回にバットを折られながら最後は右手一本で右前打を放ち、今季最長の連続試合出塁を「26」に伸ばした。3戦連発の54号で昨季の自己最多に並ぶことは次戦にお預けとなり、シュワバー(フィリーズ)との本塁打王争いでも単独トップ浮上はならなかった。4打数1安打2三振でドジャースタジアムでのレギュラーシーズンの戦いを終えた。

 試合は6回まで両軍無得点だったが、7回無死一、二塁から6番コンフォートの左前適時打で先制。しかし、直後の8回には2番手トライネンがベイリーに同点適時二塁打を浴び、なおも1死満塁でアダメズに押し出し四球、さらには内野ゴロの間に1点を追加されて一挙3失点で逆転を許した。球場はブーイングに包まれた。リリーフ陣の不安定さをまたも露呈した。

 この日で今季の観客動員数が401万2470人となり、球団史上初めて400万人を超えた。1試合平均4万9537人と数多くのファンが足を運び、大谷らに声援を送った。試合前にはロバーツ監督が「今年は浮き沈みの激しい感情的な年だったにも関わらず、毎日応援に駆けつけてくれたのは信じられないほど素晴らしいことだ」などと話していた。

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