巨人・ヘルナンデス「４番・ＤＨ」で４２日ぶりアーチ「勝利に貢献したい思いとても強い」ＣＳへ再昇格狙う
６回１死二塁、左越えに同点２ランを放ったヘルナンデス 画像（1枚）

◆イースタン・リーグ　ヤクルト４ｘ―３巨人（２３日・戸田）

　巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手（３０）が２３日、４２日ぶりの一発を含む２安打を放った。イースタン・ヤクルト戦（戸田）に「４番・ＤＨ」で先発。

初回２死一塁で中前安打を放つと、２点を追う６回１死二塁では内角の変化球を捉え、ライナーで左越えへ運ぶ一時同点の２号２ラン。８月１２日の２軍戦以来のアーチとし「状態はかなり良い。勝利に貢献したい思いがとても強い中で、徐々に自分の良さを試合で出すことができている」とうなずいた。

　２年目の今季は、８月２１日のヤクルト戦（神宮）でスイング時に左手首を負傷。翌２２日に抹消され、今月１２日の３軍戦で実戦復帰した。同１５日に２軍合流後は、これで７戦中５戦で安打をマーク。１８打数７安打の打率３割８分９厘、１本塁打、３打点と状態を上げており、桑田２軍監督は「振りが強くなってきて、（状態も）良くなってきたね」と評価した。

　シーズン最終盤、またＣＳでの再昇格を狙う助っ人は、「いつ呼ばれてもいい状態で上がれるように。打撃や走塁、どこでもしっかりと全力プレーができるように、しっかりと取り組んでいる」。再び１軍の戦力となるために、できる限りの準備を進めていく。（小島　和之）

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