◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(23日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が23日(日本時間24日)、マイナーの登板を終えてドジャース本隊に合流した。Dバックス戦が行われる敵地・チェースフィールドに姿を見せ、チームの全体練習前に右翼ポール付近のブルペンで入念にストレッチなどを行った。
朗希は5月に右肩を痛めて負傷者リスト(IL)入り。8月からマイナーで調整を続けていたが、なかなか調子が上がらずに、先発では5登板で0勝2敗、防御率6・75。ドジャースは先発が大谷、スネル、山本、カーショー、グラスノー、シーハンと6人が好調を維持していたこともあって、朗希は今季限定で救援に一時転向することを決断した。18、21日(同19、22日)とマイナーで救援登板すると、2登板連続で1回無安打無失点で抑えた。
救援陣は9月になってから苦しい状況が続いているドジャース。特に37歳トライネンは9月0勝5敗で防御率11・57、38歳イエーツも9月防御率7・71と調子を落とし、コペックは負傷者リスト(IL)入りした。朗希のメジャー復帰は他の選手との兼ね合いもあるが、昇格となればブルペンの救世主として期待される。
メジャー1年目の朗希はメジャーではすべて先発で8試合に登板して1勝1敗、防御率4・72をマーク。マイナーでは7試合に登板(先発5、救援2)し、0勝2敗、防御率6・10だった。