◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(23日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が23日(日本時間24日)、右肩痛のため負傷者リスト(IL)に入っている佐々木朗希投手(23)を、あす24日(同25日)からリリーフでメジャーに復帰させることを明かした。指揮官は試合前の取材の中で「朗希はあす復帰させる予定だ。

(同じくマイナーから合流した)スチュワートは日々状態を確認していく」と明かした。

 メジャー1年目の朗希は、開幕から先発ローテの座をつかみ、開幕2戦目の東京ドームで行われたカブス戦でデビュー。なかなか白星に恵まれず、8試合に登板して1勝1敗、防御率4・72をマークして右肩痛を訴えて5月にIL入りとなった。

 8月からマイナーで調整を続けていたが、なかなか調子が上がらずに、先発では5登板で0勝2敗、防御率6・75。ドジャースは先発が大谷、スネル、山本、カーショー、グラスノー、シーハンと6人が好調を維持していたこともあって、朗希は今季限定で救援に一時転向することを決断した。18、21日(同19、22日)とマイナーで救援登板すると、2登板連続で1回無安打無失点で抑えた。

 この日の試合が終わると、レギュラーシーズンは残り5試合。30日(同10月1日)からはポストシーズンもスタートする。リリーフで復帰することになった朗希についてロバーツ監督は「ブルペンで起用する。どのような役割かはまだ分からない」と説明した。

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