巨人は24日、近藤大亮投手(34)が今季限りで引退すると発表した。浪速から大商大、パナソニックを経て15年ドラフト2位でオリックス入団。

23年11月に金銭トレードで巨人入りしたが昨季は1軍登板がなく、今季も3月13日のソフトバンクとのオープン戦(みずほペイペイ)で右肩のけん板を断裂し、リハビリに取り組んできた。

 27日のイースタン・ロッテ戦(Gタウン)が現役最後の登板となる見込み。近藤は球団を通じ「今季は『今年活躍できなかったら引退する』という覚悟を持って臨み、その覚悟を周囲の人たちにも伝えていました。自分の言葉に責任を持ちたいと思い、今季限りでユニホームを脱ぐ決断をしました。支えていただいた方々への恩返しのためにも、もう一度マウンドに上がるまで、全力を尽くしていきたいと思います」とコメントした。1軍での通算成績は9勝15敗4セーブ、71ホールドだった。

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