◆パ・リーグ ロッテ5―0西武(24日・ZOZO)
西武はロッテ先発・木村の前にあわや完全試合の快投を許し、2戦連続の完封負け。一方の先発・菅井信也投手は5回1/3を12安打5失点とふるわず今季5敗目を喫した。
打線は木村の前に6回まで1人の走者も出すことができなかった。7回1死でようやく滝沢がチーム初安打となる中前打を放ち完全試合を阻止したが、その後も得点には至らずわずか3安打でプロ初完封を許した。
菅井はチーム事情により1軍での登板機会に恵まれず、8月10日・楽天戦(ベルーナD)以来の1軍登板。両軍無得点の2回、先頭の池田に打った瞬間それと分かる左翼スタンドへの本塁打を浴び先制を許す。さらに1点ビハインドの5回には連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、岡に2点中前適時打を打たれ点差を広げられた。6回1死二、三塁から友杉にこの日3安打目となる左前適時打を浴びたところで降板となり、ベンチに戻ると唇をかみしめた。