パ・リーグ 楽天2―8ソフトバンク(24日・楽天モバイル)

 ソフトバンクが快勝で優勝へのマジックナンバーを4とした。14安打8得点と打線がつながり、連敗を4でストップ。

最短でのリーグ優勝決定は26日だ。

 初回から主導権を奪った。今季初の1番に起用された柳田が右翼線二塁打。5試合ぶりに2番に入った近藤が右前打、5月22日以来の3番・栗原が一塁内野安打で続いた。無死満塁から2点を先取。2試合連続の完封負けを喫していたチームはオリックス4連戦では計6度の満塁で無得点に終わったが、呪縛を解いて波に乗った。2回に川瀬の適時打で追加点。中盤も打線がつながった。

 柳田は初回の二塁打が右けい骨の骨挫傷から復帰後3試合、9打席目での初安打。4回に遊ゴロ野選で打点を挙げると、6回無死一、二塁でも得点につながる右前打を放った。初めて左翼の守備にもつき、2安打1打点。代わって3試合ぶりにDHに戻った近藤も3安打2打点と躍動した。

モイネロは7回4安打1失点で自己最多の12勝目。白星が有原、大関に並ぶチーム最多タイとなった。

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