◆米大リーグ フィリーズ11―1マーリンズ(24日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手が24日(日本時間25日)、本拠のマーリンズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、2試合連続の55、56号本塁打を含む4安打の大暴れを見せた。

 敵地で5試合本塁打が途絶えていたシュワバーだったが、本拠にもどって2戦連続だ。

第1打席は惜しくもフェンス越えとならなかった(二塁打)が3回1死無走者。左腕ウェザーズの直球を得意のバックスクリーンにたたき込んだ。これで左投手からの本塁打は左打者としては史上最多の23本目。

 そして7回には右腕ベヨーソのボール1からの2球目の低めの直球を右中間2階席に打球速度187キロ、飛距離143メートルの特大56号弾。チーム記録は2006年ライアン・ハワードの58本にあと2本となった。

 シュワバーは今季、自身初の50本の大台に到達。本塁打王争いは大谷翔平ドジャース)と接戦を繰り広げているが、打点では2位アロンソ(メッツ)に9点差をつけて、2冠へ向けて突き進んでいる。

 なお、チームは93勝目を挙げ、ナ・リーグ2位以上が確定した。

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