◆東都大学野球秋季リーグ戦第2週第2日▽駒大7―4亜大(25日・神宮)
駒大が亜大に競り勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。2―4で迎えた8回表、4番・真辺麗生中堅手(2年=東邦)の適時二塁打などで同点に。
真辺は8回表無死一塁での打席を振り返り「入る前に、監督さん(香田誉士史監督)から『思い切っていけ』との言葉があり、『やってやる』とスイッチが入りました。技術どうこうより、気持ちで打ちました」と笑顔。9回表の勝ち越し打については「(無死満塁から)代打で出た前の打者が倒れたので、あそこで点を取らないと流れが一気に相手にいってしまうと考え、粘って打ちにいきました」と振り返った。
3季ぶりに1部で戦っている駒大は、開幕週の東洋大戦を連勝し、春2位の亜大との戦いも1勝1敗とした。真辺は「『2部から上がってきた』となめられたくない。『今季の駒大は違う』と見せつけたい。全チームを倒して優勝し、全国を制したい」と力強く抱負を述べた。