◆米大リーグ ダイヤモンドバックス4―5ドジャース=延長11回=(24日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・佐々木朗希投手(23)が24日(日本時間25日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦でオープン戦と米マイナー戦を除いて自身初のリリーフ登板を果たした。2点リードの7回から2番手でマウンドに上がり、1イニングを2奪三振でパーフェクトに封じた。

試合後、取材に応じた佐々木の主な一問一答は以下の通り。

―リリーフに転向し、先発との違いと、成功の要因。

 「試合に行くまでの準備がリリーバーは短いので、そこらへんは工夫がいりますし、先発とは一番そこが違うと思う。今日はスピードも出てましたし、コントロールも良かったので、まずはそこまで行くまでに健康状態と、あとはフォーム。このリハビリ期間にきちんと調整できましたし、たくさんのコーチとトレーナに支えてもらったので、そこに感謝しています」

―球速が戻った理由はどういう過程で。

 「まずは肩の状態が万全だったのと、フォームをしっかり修正して、自分の今の体で球速が出せる体の使い方というか、フォームを見つけることができ、そこが要因かなと思います」

―ポストシーズンに向け、リリーフ登板はある程度準備できたか。

「マイナーで2回と、今日実際にメジャーで投げてみて。結果はいい結果が出てるので、そこらへんはすごくポジティブに捉えていきたいし、あとは残りの試合で、登板を重ねていい準備ができたら」

―何を修正できたのか。

 「肩の健康状態が良くなってから、まず肩の動きがよくなって、最後はあとは下半身の動きを重点的にやりました」

―怪我のせいで肩の動きが良くなかったのか。

 「スライダーの投げ方というか、そこらへんで、使い方をうまく使えなくて、それで健康面にも影響しましたし、それが球速にも影響したのかなとは思ってます」

―初めてのリリーフ登板。心境や緊張は。

 「そうですね。

結構急に。思ったよりも急だったので、緊張してる余裕もなかったですし、早めには準備したので、そのまま方を作ってすぐ行ったので。切り替え自体はすごくうまくいったかなと思ってます」

―連投だったり、例えば中1日の登板とかいけそうか。

 「コンディション的にはいけると思うので。ただ、その、色々、体の違いだったり、もちろんその間隔を開けてる時と、詰まってる時でパフォーマンスも変わってくると思うので、そこらへんが変化が出た時にどう対応できるかってところが大事なのかなと思います」

―この4か月間で体が強くなったのか。

 「強くなった感じよりも、以前のように、痛みなく自分のやりたい動きが少しずつできるようになってきたかなとは思います」

―今後ご自身はどういう役割を担っていきたいか。

 「しっかりゾーンで攻めて行きたいですし、今日はスプリットがちょっと良くなかったので、そこもポストシーズンも大事になってくると思うので、そういうとこを修正しながら、すべては今日みたいにゾーンで勝負できたら」

―ベンチではロバーツ監督と握手をしていたが。

 「まずは。大事な場面でしたので抑えれて良かったなと思いますし、嬉しかったです」

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