会津ボーイズ、劇的逆転サヨナラ　塚原が反撃ののろし、菊地の劇打で決着…角田商事杯新人大会
逆転サヨナラ勝ちに喜ぶ会津ナイン 画像（1枚）

◆第１２回日本少年野球角田商事杯東北中央支部・東北南支部新人大会（東日本選抜大会予選）▽３回戦　会津ボーイズ６ｘ―５山形東部ボーイズ　▽準々決勝　白河ボーイズ７―０会津ボーイズ＝５回コールド＝（９月１４日・南陽市向山公園野球場）

　２年生以下の新チームが参加した第１２回角田商事杯　東北中央支部・東北南支部新人大会は１５日までに準々決勝を終え４強が出そろった。会津ボーイズは３回戦で逆転サヨナラ勝ちも準々決勝で白河ボーイズに敗れた。

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　会津が３回戦で見事な逆転劇を演じた。主役は７番・三塁でスタメン出場した１年生・塚原だ。３点リードの２回１死二、三塁で右翼線に落とす２点二塁打を放つと、再びリードを３点に広げられた６回１死三塁では左翼線に適時二塁打と追いすがった。

　７回２死満塁の好機には遊ゴロに倒れるも悪送球を誘い２者が生還し同点に追い付く。続く代打・菊地が左前に運ぶ“サヨナラ打”で劇的決着だ。

　２年生にけが人が出て初戦はスタメン起用も途中交代だった塚原は帰宅後、素振りや守備練習で気合を入れた。「昨日打てなかったので、今日は絶対打ってやろうと思った」と屈辱を晴らす活躍に笑顔。菊地も「コンパクトに打とうとバットを短く持った。サヨナラ？　うれしいです」と話した。渡部由政監督（４８）は「素晴らしい。一生懸命練習していた選手の活躍がうれしい」とナインを褒めた。

　【会津ボーイズ・登録メンバー】※は主将

　▽２年生　※渡邉威月、齋藤煌世、若林冬真、山内瑛太、佐藤孝樹、佐々木歩絆、齋藤冬弥、星颯亮、平塚遥稀、新國逞心、渡部銀仁朗、菊地隼翔

　▽１年生　塚原新大、室井惇陽、齋藤幸祐、武藤光希、横山輝、小椋煌生、原田堅佑、飛田優志、松井虹空、成田幸之助、山宮亮太朗

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