◆第37回日本少年野球東日本選抜大会・茨城県支部予選 ▽A組・決勝 筑波ボーイズ5―2つくば学園ボーイズ(9月15日・J:COMスタジアム土浦)

 2年生以下の新チームで秋の東日本王者を決める第37回東日本選抜大会(10月11~13日、福島県郡山市・ヨーク開成山スタジアムほか)の支部予選が各地で行われた。茨城では筑波ボーイズが7年ぶり、江戸崎ボーイズが2年ぶりの出場を決めた。

  ※  ※  ※

 筑波・上野孝博監督(57)が抜てきした2人の選手の活躍で7年ぶりに本戦出場を決めた。

 まずは1年生で4番に座った富施。「1番の田代と3番の柘植のマークがきつくなるので、打撃のいい富施を4番に置けば打線がうまく回る」との指揮官の思惑通り、富施は先制打を含む3安打と大暴れし、「田代さんと柘植さんがいるので、気楽に打てた」と話した。

 もう一人は強肩を生かすため中堅から右翼へコンバートされた宮崎が、2つのライトゴロを記録。打っても同点の5回2死満塁で走者一掃の決勝二塁打。

 昨秋からのエース・梅谷は先発して6回途中まで2失点と粘投した。「経験値が高い選手が多いので期待している」。新戦力も加わり上野監督は本戦を楽しみにしている。

 【筑波ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 桑島悠希、梅谷來生、田代莉央、伊勢山恩、小野寺皇輝、柘植瑛心、会沢勇臥、宮崎響生、森島拳汰、塚田龍人、山形琥珀、土子蒼偉、椎木快晟、榎澤佑一

 ▽1年生 富施哉太、坂本楓斗、鶴田颯亜、上野竜舞、吉満智理、川尻一颯

 【表彰選手】

優秀選手賞 宮崎響生(筑波)、大木敦捕(江戸崎)

編集部おすすめ