広島の床田寛樹投手が25日、マツダスタジアムで26日のヤクルト戦(神宮)に向けて調整した。2ケタ勝利に王手をかけて以降、9月は3戦3敗。
「最後、勝って終われたら一番いいなと思います。2桁勝ちたいというのありますし、終わりよければすべてよしだと思うので、最後、勝って気持ち良く終われたら。何とかいい姿で終われたらいいなと思います」
昨季まで2年連続でチーム最多11勝を挙げ、今季も勝ち頭。ただ、自己ワースト11敗で20年(5勝8敗)以来の負け越しが決まっている。自身のほか、ともに今季の登板を終えた森下が6勝14敗、大瀬良も7勝9敗と負け越した。
「僕ら3人はやっぱり貯金ですかね。結局、全員負け越してるし、その借金がそのままチームの状態になっている。(Bクラスは)僕ら3人の責任かなと思います。森(7勝7敗)も今年、本当に頑張ってるし、僕らもそれに負けないように何とかできれば」
昨年も9月以降に1勝もできずにシーズンを終えた。Bクラスが決まった今、自身が2ケタに到達していれば、後輩に登板機会を譲ることもできた。野手は全員が20代という若手に切り替わったが、森浦、栗林、島内、ハーンの勝ちパターンが残っているのは「僕が投げるために」と受け止める。