漫才コンビ「ミルクボーイ」の駒場孝が作詩に初挑戦した8人組ボーイズグループ「OCTPATH」(オクトパス)の楽曲「まっすぐなまま」が15日、リリースされる。このほど駒場とOCTPATHの太田駿静、四谷真佑が大阪市内で取材に応じ、駒場は「ネタづくりと全く違う作業。

難しかったけど楽しかった」と振り返った。

 同曲はMBSテレビドラマ「ネタジョ」(30日スタート、木曜・深夜1時29分)の主題歌。ミルクボーイら漫才師が本人役で登場し、太田は俳優として出演する。駒場は「お話をいただいて、まずネットで『作詩、やり方』とか調べました」と明かして笑わしつつ「今までミルクボーイとしてやってきて、感じたこととか考えたことをそのまま歌詞にした感じ。『しんどかったな。重かったな』というのも思い出されるミルクボーイ史、自分史」と表現した。

 例えば歌い出しの「寄り道ばかりが上手くなって/いつしか遠ざかってた夢」は「M―1グランプリ」が一時消滅していた2011~15年頃、漫才へのモチベーションを失って「別のことをやって何とかなろうとしてた」時期を指すという。「見てないふりしてた弱さ見透かされた/蓋していた自分が溢れた」は16年に海原やすよともこに「漫才面白かったと後輩から聞くよ」と諭され、再び“本業”に向き合っていく日々をつづっている。

 しかし、ただの“人生応援ソング”ではない。「『下を向いたっていい夜もある』っていう歌詞は“誰しも言わんだけで、自分よりできてない人を見て安心したいときはあるよな”ということ。『でも向き続けたら負けになる』と肯定してないだけで“そんな日もあるやろ”って正直に書いてます」と卑屈になった当時の自分をも素直に受け止めている“私小説”だと明かした。

 一方でファンがクスッと笑える要素もさりげなくちりばめている。

「『まっすぐなまま』の“まま”は“おかん”ですし、ネタに使う『塊』という言葉も入ってます」。駒場の代名詞「おかんが言うには」のおかんを“まま”と置き換え、さらに「M―1グランプリ2019」のファーストラウンドで大会歴代最高得点をたたき出した「コーンフレーク」のネタのワンフレーズで、冠ラジオ番組の名称にもなっている「煩悩の塊」の「塊」というワードも忍ばせている。

 太田は「(芸人らしく)トリッキーな感じで来るのかと想像したら、めちゃくちゃまっすぐ(笑)。僕らの曲に必ず入っている英語が入ってない。全部日本語。シティーポップのような楽曲に駒場さんの詞。昭和感がある、聞いてて浸れる曲」と絶賛。四谷も「(21年のオーディション番組で)全員落ちて、OCTPATHに入って、4年たって…。OCTPATHで良かった。歌を歌うことで再確認できたのかな」と駒場の世界観を自身にも重ね合わせていた。

 最後に駒場が「まっすぐなまま」を即興で漫才に落とし込んで、内海の分も口演してくれた。

 駒場「おかんが歌(のタイトル)を忘れたらしい」

 内海「ほな一緒に考えたるから」

 駒場「おかんが言うには、まっすぐなままの歌詞らしいで」

 内海「ほな『まっすぐなまま』やないかい。

ほかなんか言うてなかった?」

 駒場「おかんが言うには、英語の歌詞も多いらしいで」

 内海「ほな『まっすぐなまま』やないやないかい」

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