体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ・アムステルダム)代表2次選考会、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考会を兼ねる全日本個人総合選手権は16日、高崎アリーナで開幕する。

 24年パリ五輪団体総合金メダルの萱和磨(ハヤブサSC)が15日の公式練習に参加後、会見に臨んだ。

4月1日付けで体操界初のプロチーム「ハヤブサSC」の所属になり、今大会がプロ転向初戦となる。「本当にワクワクしているというか、アキレス腱からの復帰戦でもあるし、プロ選手としての初陣。いろんなものが重なる全日本選手権で、自分の中ではすごく意味のある大会。早く試合をしたい。全力で覚悟を持って戦いたい」とはやる気持ちを伝えた。

 2021年東京五輪で団体総合の主将を務め、銀メダルを獲得し、種目別でもあん馬で銅メダルに輝いた。2024年のパリ五輪では、団体総合で金メダルを手にした。その後、昨年の8月下旬に左足アキレス腱を断裂する悪夢に襲われた。苦しいリハビリを経て、今大会でようやく復帰にこぎつけた。「久々の会場練習だったので器具の感じと、体の反応というところをうまく合わせる感じ。予選までに合わせていきたい」と言葉に力を込める。

 得意のあん馬ととつり輪を強化ししてきた。

「あん馬も昨年よりDスコア(技の難易度)を上げて挑みますし、つり輪もDスコアは一緒ですが、質のところ、力技の姿勢だったりとかをやってきた。あとは着地ですね。全種目共通するので。アキレス腱をケガしたので変な着地をすると負担がかかってしまう。正しい着地を身につけました。ケガは問題ないので、しっかり準備してきたものを信じて演技したい」と気持ちを高めていた。

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